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发布时间:2019-09-25 12:17


研 究 計 画 書 Research Plan

1、研究テーマ    並行輸入と企業R&D投資インセンティブ   
2、研究テーマ選択理由   
 並行輸入は身近な社会現象として、法律の面においても、経済の面においても、   
多く研究されている。並行輸入が企業に巨大な衝撃を与えている。ある調査による   
と、ヨーロッパの医薬品の市場では並行輸入品が13%から72%の市場シェアを   
占めている。そのため製薬企業は並行輸入の衝撃で毎年3億ドルの損失が出ている。   
医薬品以外、CD、ソフトドリンク、化粧品、衣料品、自動車部品など商品の市場に   
おいても、並行輸入品が市場シェアの10%以上を占めている。アメリカではカメ   
ラ、電子製品、衣料品、化粧品など商品の並行輸入品が多く見られている。Li and   
Maskus (2005)。並行輸入に関する研究は現実的な意義があると考えている。私は   
先行文献をまとめた上、複占を直面する企業が並行輸入によって、プロダクト?イ   
ノベーションを行うインセンティブを与える影響を考察する。   
3、研究テーマについてこれまで学んだこと   
①研究の背景   
 並行輸入とは、知的財産権の保護を受ける真正商品を、権利者またはその許可を   
得た者以外の者が輸入する行為である。(東田尚子、2006)たとえば、ベルギーで生   
産されたコカ?コーラはベルギー国内のみ販売できるとする、ある業者がコカ?コ   
ーラ会社の許可を得ずに、独自にベルギーで生産されたコカ?コーラをスペインに   
輸出行為が並行輸入という。   
法律の面では知的財産権に基づく並行輸入を阻止する理論は国内消尽理論であ   
る。国内消尽理論とは、知的財産権の保護を受ける商品の権利者が国内で一旦商品   
を流通させると、その時点で権利が消尽し、権利者はその商品の後の流通をとめる   
ことができないとするものである。(東田尚子、2006)この理論によれば、外国から   
流入する並行輸入品は、外国で一度流通されたため、国内の権利者は並行輸入品の   
国内での流通を止めることができることになる。それに対して、国際消尽理論があ   
る。国際消尽理論とは、知的財産権の保護を受ける商品が世界でどこか一度流通さ   
れたと、この商品の後の国際的な流通を止めることができなくなる。その理論によ   
れば、並行輸入品の国内での流通を止めることができなくなる。国際消尽理論は発   
展途上国でよく採用される政策である。   
②先行研究   
並行輸入は法律の面に対して、経済の面の研究が多くない。多くの学術ではない   
文献は並行輸入によって、製造企業の利潤を減少させるため、企業のR&Dにマイ   
ナス影響を与えると指摘した。Li and Maskus (2005)たちが初めて並行輸入と企業   
のプロセス?イノベーションの関係を研究した。彼らはひとつ企業が自国と他国で   
商品を販売し、他国では独立のディストリビュータを通じて、商品を販売する。デ   
ィストリビュータが逆に輸入先の国へ並行輸出して、輸入先の国で企業とクールノ   
ー競争を行うモデルを構築し、研究を進めた。彼らの研究によると、並行輸入は企   
業のプロセス?イノベーションにマイナスの影響を与えることを指摘した。また、   
並行輸入の運送コストとの関係を明らかにした、そのコストが安い場合は企業が並   
行輸入を阻止するため、卸売りの価格を高く設定せざるを得ない、それによって、   
企業の利潤にマイナスの影響を与える。一方、並行輸入の運送コストが高い場合は   
企業が低い卸売りの価格を設定することによって、最大利潤を得ることができる。   
もう一つの結論として、企業プロセス?イノベーションは卸売りの価格の低下をも   
たらす一方、並行輸入を誘発する可能性を高めるのを示した。Li and Robles (2006)   
たちがLi and Maskus (2005)と同じモデルを用いて並行輸入と企業プロダクト?イ   
ノベーションの関係を研究した。彼らの研究によると、以下の二つの条件を同時に   
満たす限り、並行輸入によって企業のプロダクト?イノベーションが促進されると   
示した。一つは新たな商品と現存の商品は完全代替の関係である。もう一つ条件は   
新たな商品と現存の商品の運送コストの差が十分に大きいである。Changying.    
Li(2006)がLi and Maskus (2005)の分析をさらに自国と他国で商品を販売する企業   
Aと自国しか販売しない企業Bという二つ企業に拡張して、新たなモデルを用いて、   
並行輸入と二つ企業のプロセス?イノベーションの関係を検討した。彼の研究によ   
ると、並行輸入は二つ企業のプロセス?イノベーションを促進する場合もあるが、   
阻止する場合もある。それは並行輸入のコストとイノベーションが成功した二つ企   
業の限界費用によって決定される。また、自国で企業Bと競争するため、並行輸入   
のコストが安ければ企業Aは並行輸入を促進させて、市場シェアと利潤を獲得する   
ような戦略的な選択すると示した。最後に、並行輸入のコストが安ければプロセス?   
イノベーションによって、企業Aと並行輸入品の競争力を高めるため、並行輸入が   
企業Aのイノベーションを促進する。それに対して、企業Aと競争する戦略として、   
企業Bは積極的にイノベーションを行う。   
4、今後の研究計画   
 修士一年では、修士論文の準備期間として、積極的に修士論文に関する科目を履   
修し、先行研究で、優れる研究方法を身につけたいと思う。修士二年生では、先生   
のご指導の下で、自分の研究にアプローチする。   
本研究は先行研究のモデルを援用して、アプローチする。具体的には、企業Mと   
企業NがA国でクールノーの競争を行う。企業Mと企業Nが生産する商品Xは同質   
であるが、企業Mがプロダクト?イノベーションを通じて、新たに商品Yを開発し   
ようとしている。企業Mが同時にB国で独立のディストリビュータDを通じて、商   
品XとYを販売する。企業NがA国のみ商品を販売する。独立のディストリビュー   
タDが並行輸入を通じて、A国でも商品を販売する可能性がある。並行輸入が禁止   
されている場合はA国の市場で企業Nと企業Mがクールノー競争を行う。並行輸入   
が禁止されていない場合は企業Mと企業NとディストリビュータDがA国でクール   
ノー競争を行う。並行輸入が禁止されているや否やによって、企業Mのプロダクト?   
イノベーションを行うインセンティブに与える影響を検討する。   
5、卒業後の進路   
先生のご指導の下で修士課程2年間を通じて優れる論文を研究し、視野を広げて、   
研究手法を身につけて、自分の研究を掘り下げていきたいと思っている。修士課程   
が終了後、修士課程で身につけた知識を生かして、日本で就職したいと考えている。   
6、選考文献   
成生達彦?ディビッド?フラス(2004)?並行輸入と経済厚生、國民經濟雜誌189(5), 1-16, 2004-05.    
東田尚子(2006)?並行輸入と独禁法(1)スイス法を手掛かりに?一橋法学5(3) :839-   
873.    
Li Changying and Maskus Keith E(2005), The impact of parallel imports on    
investments in cost-reducing research and development, Journal of    
International Economics 68 (2006) 443– 455.   
Li Changying and Robles Jack(2006), Product innovation and parallel trade,    
International Journal of Industrial Organization25 (2007) 417–429.    
Li,Changying (2006),Competition, Parallel imports and cost-reducing    
innovation. Scottish Journal of Political Economy, Vol. 53, No. 3, July 2006   
   
   
 
 

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